電力自由化でメリットとデメリット

日本でも施行された電力自由化は2016年における最大のニュースの一つとなりました。施行前には自由化がされると何が起こるのかということについて様々な報道がありましたが、いざ施行がされてみるとほとんど変わっていないと感じている人の方が多い状態になっています。そもそも電力自由化についてどういったメリットがあったのか、またどういったデメリットがあったのかということもよく知られていない状態ですから、電力会社を切り替えることが出来るようになった現在でも切り替える理由が見つからないというのも仕方の無いことでしょう。ではこの電力自由化という変化がもたらしたメリットとは何で、またデメリットとは何だったのでしょうか。ここではこれらのことについてチェックしていきます。

電力自由化がもたらしたメリットとは

まずは電力自由化がもたらしたメリットについてですが、これはそれぞれの人の考え方に応じて柔軟に電力会社を選べるようになったことが挙げられます。例えば携帯電話会社が電力供給事業も始めたということは非常に大きな話題となりましたが、使用している携帯電話がそのキャリアだった場合、毎月支払っている電気代にもポイントが付くようになります。仮に毎月の電気代が5000円でポイントが5%付く場合、月あたり250円、年間にして3000円相当のポイントがもらえる形になるわけですから、間接的に電気代の削減に繋がります。また再生可能エネルギーのみを供給するなどそれぞれで独自の形態でのサービス展開を行っているため、それぞれの特徴を理解して、自分の考え方を整理すればより自分とマッチした電力会社を選べるでしょう。

電力自由化にデメリットはあったのか

電力自由化は海外だと電力の安定供給が失われたなどのデメリットがありましたが、日本国内ではそういった問題はまだ起きていません。日本政府も電力供給が不安定化することの無いように対策を打ち出していますから、デメリットらしいデメリットはまだそこまで起きていないと言って良いでしょう。強いてデメリットがあるとすれば、電力自由化に際して電力供給に乗り出した起業のノウハウがまだ蓄積されていないことです。日本でのこれまでの電力供給は国から認可を受けた企業のみが行える独占事業だったため、新規参入企業はノウハウという面で非常に不利なのです。そのためトラブルが発生した際に電話などでサポートを受けようと思っても対応が遅く、不満を感じているといった人も出てきています。ただこれについては今後事業が継続されれば解決される問題ですから、やはり大きなデメリットと言えることはほとんどありません。